#グラッパ ：お酒関連ワード解説 [ #輸入酒のかめや ]

2024年5月25日土曜日

この輸入酒のかめやWEBショップ本店のブログで使われている、お酒関連の様々な用語や言葉、原料などを解説しています。

お酒に詳しくない人でも楽しめるように、専門用語や難しい言葉を分かりやすく説明しています。また、お酒を買う前に知っておくと、お酒選びに役立つ情報が満載です。

今回は、「グラッパ」です。

グラッパは、ワインを造る際に残るブドウの搾りかすを蒸留して作られるリキュールです。

イタリアでは、寒い日に体を温めるために飲んだり、食後の一杯として親しまれています。

この飲み物の歴史は10世紀頃にまで遡ります。

当時、上流階級ではワインやブランデーが主流でしたが、農民たちはブドウの搾りかすを利用して手軽に酔える安価な酒としてグラッパを愛飲していました。

当時は、荷車に手製の蒸留器を載せて移動しながら、ブドウの搾りかすを原料にグラッパを造っていました。

しかし、現代ではグラッパの品質は大いに向上し、品種ごとの個性や風味を引き出すために、単一種のブドウから蒸留されるものや、木樽で熟成させることで香りや味わいに複雑さを加えた高級品も存在します。

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