#ジン ：お酒関連ワード解説 [ #輸入酒のかめや ]

2023年5月16日火曜日

#ジン：お酒関連ワード解説 [ #輸入酒のかめや ]

この輸入酒のかめやWEBショップ本店のブログで使われている、お酒関連の様々な用語や言葉、原料などを解説しています。

お酒に詳しくない人でも楽しめるように、専門用語や難しい言葉を分かりやすく説明しています。また、お酒を買う前に知っておくと、お酒選びに役立つ情報が満載です。

今回は、「ジン」です。

ジンは穀物（主に大麦麦芽やトウモロコシ）を糖化し、発酵させてアルコールを生成します。その後、杜松の実（ジュニパー・ベリー）をはじめとするさまざまなボタニカル（草根木皮）を加え、再蒸溜することで作られます。このプロセスにより、ジンは特有の風味や香りを持つ無色透明な酒となります。

代表的なジンのスタイルとして、イギリスの「ドライジン」、オランダの「ジュネヴァジン」、ドイツの「シュタインヘーガー」が挙げられます。ドライジンはジンの中でも最も一般的なスタイルであり、ジュニパーベリーを中心に、シトラスフルーツの皮やスパイスなどのボタニカルが使用されます。ジュネヴァジンはより重厚な風味を持ち、モルトウイスキーに似た特徴があります。シュタインヘーガーは蒸留時に石灰石を使用することで特有のキリッとした味わいがあります。

ジンはカクテルのベースとしても人気があり、マティーニやジントニックなど、数多くのクラシックカクテルに使用されます。また、近年ではさまざまなフレーバーやクラフトスタイルのジンも登場しており、幅広い選択肢があります。