#マセラシオン カルボニック ：お酒関連ワード解説 [ #輸入酒のかめや ]

2023年12月7日木曜日

この輸入酒のかめやWEBショップ本店のブログで使われている、お酒関連の様々な用語や言葉、原料などを解説しています。

お酒に詳しくない人でも楽しめるように、専門用語や難しい言葉を分かりやすく説明しています。また、お酒を買う前に知っておくと、お酒選びに役立つ情報が満載です。

今回は、「マセラシオンカルボニック」です。

マセラシオン・カルボニック（macération carbonique）は、赤ワインの製造における独自の手法の一つです。

この手法はフランス語で「二酸化炭素浸漬法」を指し、日本では「炭酸ガス浸潤法」や「二酸化炭素含浸法」とも呼ばれています。

この特異なプロセスでは、収穫されたブドウは破砕されずに房ごと密閉タンクに配置され、そこに二酸化炭素が充満した状態で数日間発酵が行われます。

この手法により、ワインはフレッシュな香りを持ち、渋みが少ないながらも濃い色調が特徴です。

マセラシオン・カルボニックは、その代表的な製法として「ボジョレー・ヌーヴォー」でよく知られています。

この手法がもたらす独自の風味と特性は、多くのワイン愛好者にとって魅力的であり、ボジョレー地域を代表するワインとして広く親しまれています。

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