#クロスグリ ：お酒関連ワード解説 [ #輸入酒のかめや ]

2023年10月19日木曜日

この輸入酒のかめやWEBショップ本店のブログで使われている、お酒関連の様々な用語や言葉、原料などを解説しています。

お酒に詳しくない人でも楽しめるように、専門用語や難しい言葉を分かりやすく説明しています。また、お酒を買う前に知っておくと、お酒選びに役立つ情報が満載です。

今回は、「クロスグリ」です。

クロスグリ（黒酸塊）は、温帯性の落葉低木で、小さな食用の果実をつける植物です。

学名は Ribes nigrum で、別名はクロフサスグリ、英名はブラックカラント（Blackcurrant）です。

この植物はヨーロッパ原産で、日本には明治時代に導入されました。

クロスグリは夏期冷涼な気候を好むため、北海道や東北地方で栽培されています。

果実は黒に近い濃紫色で、直径は約8～10ミリメートル程度です。クロスグリはビタミンCやアントシアニンが豊富で、ベリーの中で最もアントシアニン含有量が高いとされています。

また、カルシウム、銅、カリウム、マグネシウム、マンガンなどのミネラルも含まれており、優れた鉄分の供給源となります。

生食には向かず、収穫後劣化が進みやすいため、クロスグリは乾燥品やジャム、リキュールなどに加工されて利用されます。

日本では、特にリキュールやデザートに広く利用されています。

また、クロスグリの種子にはビタミンEと豊富な多価不飽和脂肪酸が含まれており、これらを含んだ粉末状態が最良だとされています。

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