「サガ」という名は、英雄の伝説を意味する言葉。
そこに、世界的に名高いワインの名門ドメーヌ バロン ド ロートシルト[ラフィット]の「R」を冠した「サガ R」は、ボルドーワインの伝統と品格を引き継ぎながら、より日常的に楽しむことができるスタイルを提案する特別な一本です。
その名の通り、このワインはロートシルト家が築いてきた卓越した技術と哲学を背景に、飲む人すべてにエレガンスと気軽さを届けます。
この白ワインは、ボルドー地方のアントゥル・ドゥ・メーヌ地区で育まれたセミヨン種とソーヴィニヨン・ブラン種のぶどうを使用。
セミヨン種が生み出すふくよかで厚みのある味わいと、ソーヴィニヨン・ブラン種特有のフレッシュでさわやかな果実味が絶妙に組み合わさっています。
一口含むと、柑橘系の爽やかなアロマに加え、白い花やほのかなハーブの香りが漂い、フルーティーで繊細な味わいが広がります。
これに、ほのかな酸味が全体を引き締め、軽快な飲み心地を演出します。
また、このワインはラフィットスタイルと呼ばれる洗練されたエレガンスを見事に体現しています。
ラフィットワインの象徴ともいえる品格とバランスの良さを持ちながらも、カジュアルなシーンで気軽に楽しめる親しみやすさが魅力。
初夏の爽やかな日差しの下で楽しむ軽やかなランチから、家族や友人と集まる和やかな夕食まで、幅広いシーンに寄り添います。
「サガ R ボルドー ブラン」の背景には、ロートシルト家の深い歴史と革新的な精神が息づいています。
そのルーツは、ラフィットグループを率いたエリック・ド・ロートシルト男爵が、家族や親しい友人たちと楽しむために作り上げたプライベートワイン「レゼルブ デ バロン」(男爵の秘蔵ワイン)にさかのぼります。
男爵は、シャトーワインに匹敵する高いクオリティを保ちながらも、よりカジュアルに楽しめるワインを追求しました。
その精神を受け継いで誕生したのが「サガ R」シリーズです。
このシリーズは、グランクリュのような威厳や高嶺の花のような存在ではなく、ボルドーのテロワールと伝統を身近に感じられるスタイルを目指しています。
伝統を重んじながらも、新しい価値観を取り入れることで、現代のワイン愛好家たちの多様なニーズに応えるワインが生まれたのです。
ドメーヌ バロン ド ロートシルト[ラフィット]では、畑の管理から醸造まで、全ての工程において細部にわたり高い品質を追求しています。
畑を訪れるつくり手たちは、ぶどうの栽培方法から細かく監修を行い、収穫のタイミングはぶどうが最も熟した瞬間を見極めて決定されます。
収穫時には房ごとに厳選し、最高の状態のぶどうだけを使用。その結果、バランスの取れた味わいと、豊かな果実味、そして余韻のある仕上がりが生まれるのです。
醸造過程では、伝統的なボルドースタイルを大切にしながらも、最新の技術を適切に取り入れています。
これにより、ぶどう本来の個性を最大限に引き出しながらも、長期間熟成させることでさらに深みのある味わいを楽しむことができます。
このようにして完成した「サガ R ボルドー ブラン」は、リリース直後のフレッシュな状態から数年経った熟成の魅力まで、異なる表情を楽しむことができるのも大きな特徴です。
「サガ R ボルドー ブラン」は、特別な日の贅沢なひとときにも、日常のささやかな喜びにも寄り添う、万能な白ワインです。
フレッシュな果実味を楽しみたいならばそのまま、また軽く冷やして前菜やシーフードと共に味わうのもおすすめです。
特に、白身魚のグリルやレモンを添えたサラダ、さらには軽やかなチーズとも相性抜群です。
その親しみやすいスタイルと奥深い味わいで、「サガ R ボルドー ブラン」は、日常のテーブルを豊かに彩り、忘れられないひとときを創り出してくれることでしょう。
ボルドーワインの新しい可能性を感じさせるこの1本を、ぜひお手元に迎えてみてください。